先日実家に帰った時に幼馴染みの話があった。その幼馴染みは私よりお姉ちゃんだったが、保育園時代から小学生ぐらいまでよく遊んでもらった。そのお姉ちゃんには妹も居て私よりちょっと小さかった。いつもその姉妹の間に挟まれ弄られてばかりだった。でもその姉妹とも引っ越しで小学生の時に別れることとなった。それからだからもう何年になるだろうか、35年ぐらいになると思うがここ東京の私の自宅を偶然見つけたというのだ。そのお姉ちゃんは今東京で働いているらしい。偶然見つけた時にうちのインターフォンを鳴らしてくれたみたいだが、あいにく平日と言うこともあり私も嫁も不在だった。その確認が私の実家にあったという話だった。30年以上も隔てて再会してみたいという気持ちと、変わった姿はあまり見たくないという気持ちも正直あった。なので、東京で会ってはいない。
私の幼馴染みにはこの姉妹と同様に別の同級生の女の子の姉妹がいる。私の幼少期は女の子の友達が多かった。私は男の子だったがかなり大人しく小さかったからだと思う。最近のアニメのハーレムシナリオよろしく周りの女の子が私を取り合う状況だった。両手を姉妹に引っ張られてちぎれそうになったのはリアルに体験している。こちらの姉妹はお姉ちゃんが私の同級生で妹も居た。この姉妹ははっきり言って最近のアニメヒロインばりにかわいい子でした。ずっと実家も近く幼稚園から中学まで一緒だった。高校も一緒になるはずだったが、この幼馴染みは総合選抜制度(現在は岡山市では廃止)によって他校に入学することになった。なので高校、浪人時代はたまに通学しているのを見かける以外ほとんど会うことがなかった。その後大学進学に伴い東京に出たのだが、ふと彼女(ちょっとこの呼び方は今でも抵抗がある)のことが気になり、大学の休みの時帰省した時に会うことにした。彼女は当時兵庫の女子大に通っていたので実家には居なかったが休みには帰省していたので、その時を見計らって会った。久々に見る彼女は非常にきれいな女性になっていました。それは同時に自分自身を男と認識させられることにもなったわけです。正直すごく動揺してしまいました。幼馴染みとしての関係を保ちたいと思う反面、目の前の女性を無視し続けるのも不可能だと思ったからです。この後も実は葛藤の中で彼女とのやりとりがありました。(詳細はプライバシーがあるのでお話しできませんが!) 結局私は今幼馴染みとは全く関係ない、東京で出会った女性と一緒になりました。これらの大学時代からの経験は今でも私に色々と考えさせるものがあります。と言うか多分一生答えはないでしょう。映画ではフランソワ・トリュフォーの恋のエチュードは何度も見てしまいましたし、最近のアニメの中では幼馴染みという設定が多いですが、どうしてもそういうのは気になって見てしまいます。一種のトラウマかも知れません。
一方、男の幼馴染みとは意外と順調に育ってしまい、今でも親友と呼べる奴の半分以上は幼稚園からの付き合いのある奴です。もう親友というのは好きとか嫌いという次元ではなく、ある意味兄弟と同じだと思っています。事実言葉を交わすことなく相手の考えてることを何となく感じることができるレベルです。やはり過去の膨大な付き合いからそれぞれの人格を見切れてしまっているのでしょう。多分この親友と別れるのは、どちらかがこの世から居なくなった時だと思います。40超えのおっさんになってまでも幼稚園時代の話をされるともう返す言葉もありません。こういう点では幼馴染みにはどうやってもかなわないです。
幼馴染みというのはほんとに人間関係の中でもちょっと特殊ですね。と言うか、大きくなってからでは決して作れないですから。それ故に選ばれた関係という気がします。しかし、それはいつも良い結果をもたらすと言うことでもないのも事実です。重いですね。アニメでは、まぁ、お話なのでうまく行くストーリーもあるのですが、羨ましいのか悲しいのか分かりません。アニメ True Tearsでは主人公が当初八方美人ですが、「全部ちゃんとするから」といってけじめを付けているのは正直感心しました。世間では当たり前だみたいなことを言われていますが、私には自信がない、と言うかできないです。このアニメ風に言えば、私のした選択は比呂美とはっきりしたけじめ無しに乃絵を取ったような感じですから。こういうことやってるとSHUFFLE!とかスクールデイズみたいなことになるのかな。鬱だ。ToHeartみたいな夢を見たかった。
と言うことで、最後はさわやかな名曲Reflectier (True Tearsオープニング)を張っておきます。
注意:上記記述に該当する皆様。これを見て、"えっ、そうだったのか?"とか私に問い合わせてはいけません。皆さんの心の中に秘めておいてください。
